ちょっぴりまじめな話を。
オンドワークショップで素材として使わせて頂いているのが主に牛、豚、鹿の革。
そのうち90%は牛革です。これらは食肉の副産物(人がお肉を食べる際に余る部分)としてうまれるものです。気付いたときには世の中には革製品が溢れていて、それを使うことが当たり前になっていてなんとなく意識することはなく使ってきたけれども、やっぱり命あったものなのでなるべく無駄にはしたくない。
自分の中では革のものづくりの仕事は弔いに近い気持ちもあり(それもきっと自分のエゴに違いないけど)、作ったものはただの道具ではなく、使う人に長く寄り添って、お守りのような存在になっていってもらえたらいいな。
日々そんなことを思っています。